クライブ・ステープルス・ルイス(Clive Staples Lewis)

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1898年11月29日 - 1963年11月22日、イギリスの作家、ファンタジー作家、神学者、古典文献学者。

 北アイルランドベルファストに弁護士の子供として生まれる。子供時代は3歳上の兄ウォレンと一緒に『ボクセン』と言う想像の国を作りその物語を書いて遊んだ。学校嫌いのためカークパトリックという学者の個人授業をうけて、オックスフォード大学に進学、古典語の最優秀になる。第一次世界大戦に従軍後大学に戻り、モーダリン学寮で英文学特別研究員を勤め、そこで世界的に有名な指輪物語の作者J・R・R・トールキンと知り合う。その後ケンブリッジ大学に移り、中世・ルネッサンス英文学の主任教授を務める。1963年定年退職した年に亡くなる。

 著作には、詩集、神学論文集などがあるが、特に有名なものは「ナルニア国ものがたり」全7巻である。