こうしたサッカーを僕は待っていた でもジーコ監督は評価しないよ

◎昼寝をし、そして「義経」終了後再び寝て、日付変わって20日0時30分に起床。万全の体制ではるかかなたドイツのハンブルグへ「気持ち」を発信した。しかし、ジーコ監督は大黒選手をはじめから使わないのかが疑問です。相手チームごとに戦略・戦術それを実行する選手を変えることが監督の役目でしょ。今日のギリシャ戦は絶対絶対勝たなけりゃならない試合です。先制点くらって逆転できるほど日本に力はありません。でも、ギリシャはかなり戦力落ちてます=バーレンと同等クラスです。それは素人とでも見抜けます。ならば、前半が終わった時点で、選手交替でしょう。ギリシャは早い段階で自チームの調子が悪いと判断して DF:4 タブラリディス→10 ツァルタス(前半31分)、FW:15 ブリザス(cap)→22 ゲカス(後半0分) 、MF:23 ラキス→11 パパドプーロス(後半14分)と3枚の交替カードを切った。これでギリシャはかなり立ち直ってきた。
 
 ところがジーコ監督は前半の惜しい攻撃が頭に残り、後半も同じ攻めだが、選手個々人は今日はすごくよかった。攻撃はセンスがあり(つまり戦略と戦術があった)、中盤は相手攻撃を遅延または奪い返し、そのため相手はロングボールを多用せざるえなくなった。DFは高さでは負けるので、しっかりと体を密着させて、敵にまともなシュートを打たせなかった。そう、こういうサッカーをすれば負けないのである(相手の力の差でどうにもならないときがあるけれど)。

 しかし、しかしである。得点を取らなければ勝てないのです。前半は確かに押していたけど点は取れなかった。それなら後半はじめから交替して大黒将志選手の投入でしょ。今日本で点を取れる選手の1番は誰が考えても大黒でしょ。下段スポーツナビはズバリ采配があたりと書いているが僕のような素人評論家でもそうするってんだ。
日本の交替は FW:9 玉田圭司→16 大黒将志(後半20分)、8 小笠原満男→4 遠藤保仁(後半29分)、10 中村俊輔→6 中田浩二(後半44分)=これはまったく意味ない交替(でもジーコ監督はよくやる)

同感なエントリー→「世界の中心で左右をヲチするノケモノさん」の [http://d.hatena.ne.jp/plummet/20050620:title=[ドロンジョ]コンフェデ杯 日本1−0ギリシャ]>>
スポーツナビより引用です。
前半総括:
 フィジカルに勝り、速いクロスから空中戦を仕掛けるギリシャ。それに対し、ダイレクトパスとスピードを生かし、速攻を仕掛ける日本。前半は日本の決定機の数が上回ったが、惜しくも得点を奪えず。肝心な場面で、滑りやすい芝に足をとられるシーンが目に付いた。日本は後半、30度を超える気温の中でこのペースを維持できるか。選手交代が試合のカギを握る。

・後半31分 日本 GOOOOOAL!! 中央から福西がペナルティーエリア手前に縦パス。DFがいったんカットするも、こぼれ球を中村がダイレクトでスルーパス。大黒がゴール前に走り込み、DFが寄せてくる前に右足でシュート! ゴール左に突き刺さる。日本、待望の先制点

後半総括:
 後半も日本の攻勢が続き、中盤でのポゼッションと、最終ラインを切り裂くスルーパスギリシャを翻弄。ギリシャはロングボールを放り込むしかない展開が続く。するとジーコ監督は疲れの見え始めた玉田に代わり、大黒を投入。このさい配がずばりと当たり、中村のスルーパスから大黒が決勝点。守備もしっかりと無失点に押さえ、日本が見事にユーロ2004王者ギリシャを下した。日本は22日(現地時間)、準決勝進出をかけて、世界王者ブラジルと対戦する。