中華思想が端々に見えるな

 世界の真ん中で中国人が1番偉いと叫びそうな(かなり偏見です)いまの中国が国際社会に認知されたのはつい最近のことです。(1971年 国連加盟 1972年 ニクソン訪中 79年 米中国交回復)

◎これはありふれた経済記事ですが、記者会見で力説したのが、欧米は自由貿易と称しながら制限を加えてくるのは「ダブルスタンダード」と主張したことは驚きです。君の国がその言葉を使うのは100年早い。

□(5/30)中国、繊維81品目の輸出関税撤廃・欧米と対決姿勢 日経【北京=宮沢徹】
中国財政省は30日、繊維製品計81品目について6月1日から輸出関税の徴収を停止すると発表した。中国製繊維製品の輸入急増に対する欧米の批判を受け、5月20日に74品目の輸出関税を引き上げる自主規制策を発表したばかり。
 これに関連して30日午後に北京で記者会見した薄熙来商務相は「欧米が緊急輸入制限(セーフガード)を発動するのになぜ輸出関税が必要なのか」と指摘し、欧米のセーフガードへの対抗措置であることを表明。中国と欧米間の繊維製品を巡る貿易摩擦が激化してきた。

参考→中国はどうして日本に後れを取ってしまったのか 「中国経済新論さん」より引用 

中国の方が「中国人は日本に追いつくことをいつも夢見ているが、日本人の優れた所を真正面から評価しようとも、そして自分の弱点も認めようともしない。確かに日本人にも多くの短所と問題がある。しかし、もしわれわれが日本人の短所だけを強調し、絶えずそれを批判し、色めがねで日本を観察しても、日本の発展になんら影響も与えないだけでなく、逆に自分の視野を狭くしてしまったのである。昔、中国人はソ連アメリカを帝国主義として多くの悪口を言ってきたが、相手を懸命にののしった結果、ソ連アメリカの実力どころか、むしろ自分の国力を削減しただけであった。」言うのだから間違いないでしょう。

◎但し、一部に激しく誤解している点がある。たとえば筆者の林思雲 Lin Si Yun さんは

 日本人が新年の初詣に靖国神社を参拝することは、戦犯を偲ぶもので、軍国主義復活の兆候であると、中国国内では絶えず批判の声がある。その動機はどうあれ、毎年、大勢の日本人が自発的に神社に参拝していることは、日本人には、昔国家に命をささげた「先祖」達に対する感謝の気持ちがあることを物語っている。

◎中国人の感覚では靖国=神社なんだろうか?