ゲームで人は殺せるか?

 またまた小学校を襲う事件が起きた。犠牲になられた先生には心からお悔やみを申し上げます。実は妹が同じ寝屋川市で教師をしているので一瞬どきっとしてしまった。さて、いまのところ事件の動機はあきらかではないが、またぞろ容疑者の小学校時の文集が取り上げられて(加害者を擁護するわけではないが個人情報の保護はどうなっているのだろうか)そのなかで彼がゲームの愛好者で将来はファミ通の編集者になりたかったとか。ゲームの製作者をめざしていたなどと、これをネタに、マスコミはゲーム=殺人という図式にしようとしている。人間の心理は宇宙並みかもしれない。確かにゲームがない時代に彼が生まれていたら、違った人生を送れたやもしれない。しかし、殺人という人間のモラル(もちろん状況によって変化する)を放棄してしまうなにか分からないが因子みたいなものが彼には組み込まれていた可能性もある。一生それは隠され続けるものかも知れない。単純なゲーム=例えばバイオハザード原因論では説明できない。
 ゲーム愛好者が全て殺人者になるのだったら、戦争のプロの自衛隊はどうなるんだ。よく偉い大学の先生がテレビを1日●時間みたら どうなるとか。ゲームを●時間以上する子はしない子に較べてどうとか。そういうことを言えば、テレビも見ずゲームもせず、1日7時間は睡眠し、家に閉じこもらずアウトドアなスポーツをして、読書は(もちろんマンガ以外)月に10冊以上は読破するような人ばかりの社会がいいってことになるw。