ドイツヘの道 対シリア戦

 サッカーの06年ワールドカップドイツ大会のアジア最終予選に向けた前哨戦のキリンチャレンジカップ2005が2月2日、埼玉スタジアムで行われ、日本はシリアに対し3−0で勝利しました。前半の終了間際に鈴木(鹿島)のヘディングシュートで先制し、後半には宮本(ガンバ大阪)と小笠原(鹿島)が追加点を挙げました。日本は今年初の国際Aマッチとなったカザフスタン戦(1月29日、横浜国際総合競技場)の勝利に続き、2連勝でW杯最終予選初戦の北朝鮮戦(9日、埼玉スタジアム)を迎えることとなりました。
 サッカーはとんと素人である私からみても前のカザフスタンよりシリアの方が格上というか技術力があるとみえました。シリアは守備を固めてカウンター狙いが作戦みたいで、日本は結構攻めあぐねました。前に出てこないのだからプレスもかけようもなく、かといって日本にロナウジーニョ(ブラジル代表として1997年のFIFA世界ユース選手権で活躍する。1999年のFIFAコンフェデレーションカップの得点王。2002年のFIFAワールドカップでは、予選で苦戦を強いられたブラジルの本大会出場に貢献。日本と韓国でも本大会でも、並外れた活躍を見せるイングランド戦で退場処分を受けたために、準決勝に出場できなかったが、ドイツとの決勝戦で復帰。2-0で勝ち、ブラジルの史上最多となる5度目のワールドカップ制覇に貢献した。)がいるわけでもないので、ジダンもいないので、突破も攻撃指令もいない状態ではなかなか点が取れる要素がすくないだろう。ゆえにセットプレーで得点というパターンをこの試合でも踏襲した。シリア一人退場からも苦労していたがなんとかゴールを奪えた。
 やはり司令塔なら中村・小野だろうし、突破なら大久保、稲本、点を取りにいくなら高原という海外組が必要になってくるだろう。中田はどうも自称天才だが連携が悪すぎる(相手のことをもっと理解しないとね)
 これまでも気になっていたがハーフェーラインを突破されてからの守備とペナルティエリア付近の守備は、ワールドカップの強豪では通用しないだろうと思う。ここの強化は大変重要です。