試写会『舟を編む』を観てきました。

 言葉の海を渡る舟(辞書)を編む(編集する)

 大雨・強風が予測された6日(土)13時半開場・14時開演 御堂会館大ホール(906席)で試写会『舟を編む』を観てきました。 

 いつもは駅まで自転車で行くのですが、用心して久しぶりに徒歩で向かいました。御堂会館には13時05分に着きました。結構な人です(不要不急な外出は避けましょうの呼びかけにも関わらず)

  
    地下鉄本町駅

   
 原作も人気ですが、わたしは宮粼あおいファンなのでぜひ観たい作品でした。

 2012年の本屋大賞を受賞し、ベストセラーにもなった三浦しをんの同名小説を、『川の底からこんにちは』などの作品で注目を集める新鋭・石井裕也(ゆうや)監督が映画化。松田龍平宮粼あおいオダギリジョーらの出演で、ある出版社を舞台に、ベテラン編集者や、老学者、辞書に興味を持ち始めたチャラ男など様々な人々が、辞書の編集に励む姿を描いていく。

1995年の玄武書房辞書編集部。間もなく定年を迎えるベテランの編集者・荒木(小林薫)には、辞書編集の監修を任せられる後継者が必要だったが、適性のある社員をなかなか探せずにいた。そんなある時、荒木は変人扱いされている営業部所属の社員、馬蹄(まじめ=松田龍平)と出会い……。

 実に淡々とした映画です(あくまで個人的感想)。時折、「くすっ」という笑いが入り、黙々と辞書作りの作業その合間に宮粼と松田の不思議な恋愛がはさまり、辞書の完成と監修の加藤剛の生きざまが絡みます。133分と一見長そうですが、良い作品の特徴は「短く感じる」ことです。

 上映中に 嵐の一波が通り過ぎたようです。うちの奥さんの母校(本町)を身に行きました。門は閉まっており残念ながら中は見れませんでした。しばらくすると大粒の雨、急いで帰宅しましたが、すごい風が吹いてました。夜には大雨+強風+雷(大きいのが1回落ちました)でBSが一時視聴不可になるほどでした。


南御堂東本願寺

 映画チラシより

 出版社・玄武書房に勤める馬締光也(まじめ みつや)は、営業部で変わり者として持て余されていたが、言葉に対する天才的なセンスを見出され、辞書編集部に異動になる。

 新しい辞書『大渡海(だいとかい)』――見出し語は 24万語。完成まで15年。 編集方針は「今を生きる辞書」。

 個性派ぞろいの辞書編集部の中で、馬締は辞書編纂の世界に没頭する。そんなある日、出会った運命の女性。 しかし言葉のプ口でありながら、馬締は彼女に気持ちを伝えるにふさわしい、言葉がみつからない 。


 問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか?馬締の思いは伝わるのだろうか?


 原作は、「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞を受賞、本作で2012年本屋大賞第 1位に輝き、今最も新刊が待ち望まれる作家の一人である三浦しをんの同名小説。

 監督は、2010年「川の底からこんにちは」で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞ほか数々の賞に輝き、国内外から注目を集める若き俊英・石井裕也


 出演は、マジメな馬締光也に『探偵はBARにいる』の松田龍平。 馬締が一目惚れしてしまう林香具矢(はやし かぐや)に『 ツレがうつになりまして』の宮粼あおい。 お調子者の先輩編集者にオダギリジヨー
 女性誌から異動してくる若い編集者に黒木華。辞書編集部のベテラン勢は、小林葉、伊佐山ひろ子、そして加藤剛。さらには、渡辺美佐子池脇千鶴鶴見辰吾八千草薫ら、錚々たる演技派が結集。


船場センタービル(せんばセンタービル)は、大阪市中央区船場中央にある商業ビル

 宝塚台湾公演ニュース

毎日新聞より

台北・出水奈美】宝塚歌劇団 (兵庫県宝塚市) の台湾公演 は4月7目、2日目を迎えた。日曜日とあって昼と夜の2回公演が あり、いずれも満席の観客が華やかなレビューに酔いしれた。


 会場には、地一万の熱狂的なフ ァンも詰めかけた。初日と2日 目を観劇した台北市のデザイナー、趙文敏さん(27)は、約10年前からの宝塚ファン。アニメや舞台にもなった日本の人気ゲームで、少女劇団員が都市の魔物と戦う 「サクラ大戦」に興味を持ったところ、友人から 「日本の宝塚もいいよ」と教えられた。


 以後、宝塚の舞台のビデオを 見るようになり、せりふの意味を理解したくて、独学で日本語を勉強。デザインの勉強で日本に留学した際も、宝塚大劇場に通えるよう京都の専門学校を選んだ。初日の公演は、インターネッ ト上で宝塚情報を交換する台湾 のファン仲間4人で観劇。自分でデザインした、星組トップスターの柚希礼音さんと娘役トップの夢咲ねねさんのイラスト入りのスカーフや傘も持参した。

   

 「宝塚は男性がいない舞台で、清潔感があるのがいい宝塚の台湾公演があると聞いた時は本当にうれしかった。台湾で宝塚が見られて最高」といい、柚希さんのポスターの前で仲間4人で記念撮影していた。 宝塚台湾公演は14日まで。