立憲民主党が ようやく野党第1党へ


朝日新聞 

 国民民主党長浜博行環境相参院千葉選挙区)が19日、同党に離党届を提出した。参院の会派勢力は同党と立憲民主党が24議席ずつで拮抗(きっこう)しているが、今後、国民が1減となり、与党に対し強い交渉力を持つ「野党第1会派」を衆参両院で立憲が占めることになる。


 長浜氏は同日午後、国民の古川元久代表代行と会談し、離党届を提出した。玉木雄一郎代表ら同党幹部は断続的に協議し、対応を検討している。


 野党第1会派は、国会の日程調整などで与党との交渉窓口になるため、存在感が高まる。通常国会では衆院は立憲、参院は国民で「ねじれ」状態にあり、対決路線の立憲と対案路線の国民とで、足並みの乱れが指摘されていた。立憲が参院でも第1会派となることで、国会審議の与野党対決が一層強まりそうだ。